>>424
最初は便利な道具をたくさん持ってきたタコピーにとにかく勝手に期待していた
もっと出来た筈だと思っていたらどんどん悪い方に転がって、そのキッカケか或いは最後の一押しがタコピーになってしまっただけで、それに至る過程は大体が大人が子どもに絶望を与えてしまっていたから

何も解決していないようで、彼女たちが前を見て向き合う力を手に入れたのは間違いなくタコピーとの出会いがあったから
すべてをタコピーが解決したって誰も成長はしないしそうしようとしたから失敗した
あくまでタコピーはキッカケしか与えない

自分たちで問題を解決に向かわせるには都合の良い道具などでなく、キッカケさえあれば良い
そこからおはなしは始まるんだと思う
すべてはマイナスからのスタートだけど、プラスへの道筋を作ってくれたのは間違いなくタコピーだった
相手のネガティブな部分を軽口で言い合えるなら彼女達はきっと大丈夫

何もできずにただ側にいるだけ、ではなく側にいることが「できる」
寄り添うことも立派な力になると再確認できる作品だった

あと現実なら児相へ直行で
すべてを話し合いだけで解決はできない