>>501
>>501
そもそも購買力平価という概念もご存じないのかな。
まず知りたての単語を受け売りするのは、PPPや国際経済学を理解してからのほうがいいよ。
GDP based on PPPというのは、
基準国($ベースならアメリカ)の第i財(i:1〜N)の物価水準をPr(i)、取引数量をXr(i)
比較国(アメリカ以外)の物価水準をPc(i)、取引数量をXc(i)
としたときに比較国のGDP based on PPPは
ΣPr(i)・Xc(i)で測られるもの。
要するに比較国において、貿易財に限らず、市場で取引されているあらゆる非貿易財やサービスも
含めて、すべてが一物一価の法則に従いアメリカの物価水準と等しくなると仮定して、
GDPを算定するトンデモ算定方法。
例えば、2015年のUBS証券の調査によると、理髪料金は1件あたりN.Yで$36.67、ジャカルタで$4.5と、
10倍近くの差があるが、この差は購買力平価が働いて等しくなるものだと仮定して、
ジャカルタのGDPとして$36.67でカウントするので、つまりは物価水準が低い新興の途上国が高く出やすいということ。
なんの意味もない。