おにぎり。手塩によってご飯を握ることを江戸時代、こう呼んだ。
しかし、ここに言うおにぎりとは、奉行所の網をくぐってずらかる
逃亡者も悦ぶ一両入りのおにぎりことである。
ただし、この存在を証明する記録・調理法の類は一切残っていない。