捕手のリードについてセイバーメトリクス専門のシンクタンク、Baseball Prospectusのキース・ウルナー
は1981年から1997年までの17年間の計6347組の検証を行い、「同じ投手を違う捕手がリードしたケース
を調べると盗塁阻止や捕球による失点の変動(捕手の守備機会)の影響を取り除くと年間1.6失点、防御率で
いうと0.01程度になり、ほとんどランダムとなる」として統計的に有意のあるほどの影響力を持つスキルでは無い
と結論付けている。
一方で盗塁阻止やブロッキング、フレーミングで捕手の失点阻止力に一定の差が出ることが判明している。