巨人のV9時代にリードオフマンとして活躍した柴田勲氏が7月29日、YouTubeチャンネル〈日本プロ野球名球会チャンネル〉に出演。今シーズン不調に陥っている原巨人について、

「勝てばどんな采配しても名監督。負ければどんないい采配をしてもダメと言われるのはしょうがない。監督の宿命だよね」

 そこで出てきたのが、鶴岡監督のひと言だった。柴田氏が言うには、

「昔、南海の鶴岡監督にね、『柴田、もしお前が現役を辞めて監督になるチャンスがあった時には、弱いチームの監督はやるな。強いチームの監督を引き受けろ』と言われたことがある。『やっぱり選手次第だ。監督の力で勝てるのは何試合かしかない』と」

 これが歴代トップの名将のホンネだったのだ。

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さすが名将鶴岡と美味しいところだけを持っていった工藤