「三顧の礼で迎え入れた手前、原監督は桑田コーチには強く言えないみたい。通算173勝の投球理論やコンディション維持法で選手たちの心も摑んでいる。宮本コーチは完全に蚊帳の外に追いやられたも同然で、ついには親しい記者からの電話を無視するまでにふさぎ込んでしまいました」(スポーツ紙デスク)

泣きを見たのは宮本だけではない。定数8人のベンチから漏れた吉村禎章作戦コーチ(58)と杉内俊哉投手コーチ(40)の存在感は、もはや透明人間状態だ。

「試合中のサインを相川亮二バッテリーコーチ(44)が出すようになって、吉村コーチはお役御免の扱いを受けている。本来サインを出すのは作戦コーチの仕事ですからね。当初、ブルペンに入る予定だった杉内コーチも桑田コーチの加入によって弾かれ、所在不明になることもしばしば。代わりに村田善則ブルペンコーチ(47)が駐在していますが、捕手出身なだけに、中継ぎ投手の仕上がり具合を見極められるのか、疑問符が付いています」(球団関係者)

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