とは、代理人筋だ。ただし、問題はある。

「ひとつはコントロールです。昨季は14イニングに投げて11四球。力投型ですべての打者を三振に取りにいくようなスタイルでもあるから、いきおい球数が増える。これが故障の一因とみられていました。もうひとつは、左打者との相性が悪いこと。武器の高速スライダーは右打者には威力を発揮する半面、左打者を封じる球が少ない。
昨季の被打率は右打者に・256に対して、左打者には・429。はっきりとしたデータが出ています。先発、リリーフの経験があるのは強みですが、どちらかといえば、球威を生かしたリリーフに向いていると思う。とはいえ、日本で制球力の向上、効率のいい投球のコツを学べば、年齢が若いだけに大化けする可能性はあると思います」(前出の代理人筋)