広島地検は4日、大麻を加工した液体状の「大麻リキッド」を自宅で所持したとして大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕、送検され、
処分保留で釈放されていた元広島東洋カープのジャクソン・ジュニア・ランディー元投手(32)=千葉市美浜区打瀬=を不起訴処分とした。「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がないため」としている。
 ジャクソン元投手は7月7日ごろ、自宅のマンションで大麻リキッドを隠し持っていたとして同10日に広島県警に逮捕された。県警は情報提供に基づき、
同7日に自宅を家宅捜索し、リキッド数本などを押収していた。県警によると、逮捕当時、「何も話したくない」と供述していた。
 ジャクソン元投手は2016〜18年にカープに在籍。米大リーグのブルワーズでプレー後、今季は千葉ロッテマリーンズに所属。
球団は逮捕前日の7月9日、本人からの契約解除の申し出があり受理したと発表していた。
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