来季の契約について、まだ球団との話し合いは行われていない。「上(1軍)で投げて、初めてプロ野球選手なので」と首を横に振るが、2軍では3勝0敗、防御率1・64と圧倒的な数字を誇る。
直球の球速は130キロ台に落ちたが、精度や変化球のキレは全盛期と変わらない。小川淳司SDは来季の契約について「まだ何も決まっていない」と話した。

 仮にヤクルトを戦力外となった場合でも「そう(欲しいと)言ってくれるならありがたい」と他球団に活躍の場を求める方針。
16勝をマークした07年には、防御率(1・81)と勝率(・941)のタイトルを獲得した。
あと4に迫る通算100勝にも「100勝はしたい。目の前の目標」と力を込める。まだまだ野球への探究心は衰え知らずだ。(川手 達矢)