ブルペンで変化球中心のまとまった投球を披露したが、権藤博投手コーチ(78)は「面白くない」とピシャリ。第2先発を任せる男の持ち味である荒れ球を期待した。
「面白くないだろ。あんな投球を見せられたら」
55球のうち37球が変化球。ほぼストライクゾーンにまとまった。「直球だけの力勝負では勝てないと、(昨)秋の強化試合で分かっているので」と藤浪。
昨年11月のオランダ戦では、直球を豪快に外野席へ運ばれた。球数制限も設けられているWBCに向け、カットボールやツーシームの制球に磨きをかけてきた。成果は上々。
同コーチも「ピシピシと気持ちよさそうに、表情も生き生きしていたな」と好調を認めた上で
「『あれが本当のお前なのか?』と言ってやりたいね。ゲームになったらもう少し荒れてくれるかなあ」と、あえて苦言を呈した。
http://www.sanspo.com/baseball/news/20170225/wbc17022505030005-n1.html

侍ジャパンの癌 権藤