渡辺オーナー 筆頭株主変更には異議

巨人・渡辺恒雄オーナー(75)は11日、ダイエー球団株式が他企業に売却され、筆頭株主が変更された場合、
異議申し立てを行う考えを表明した。「(保有割合が)50%を割って(株主を複数に)バラした時に実際の保有者が
(ダイエーと)違っていたら、いちゃもんをつけざるを得ない」と語ったもの。変更がオーナー会議などで承認され
なかった場合「参加権の喪失になる」との持論を展開。球団が参加資格を喪失した場合、保有権などを失うと
記された野球協約第36条の2が適用されると指摘し、応急処置としてパ・リーグに保有されるとした。
 一方で同オーナーは、株式保有率が50%以下でも筆頭株主となれる現状に疑問を表明。球団保有者の定義に
「どの状態が保有者なのかあいまい」として、26日のオーナー会議で協約の文言整備を求める考えも示した。

2002.1.12(土)スポニチ
http://www.geocities.jp/baseball_wind21/kabu000.html