嘘つき!今までと何が違うねん


>近年の弊社では配信経験者を対象とした常設オーディションを実施していたのですが、さまざまな方々とお話をさせていただくなかで、「果たしてオーディションという形式にこだわる必要があるのか?」ということに行き当たりました。

端的にいえば「世間にいる、誰が見ても才能のある人を“拾う”だけになっていることは、本当に良いことなのか?」と考えたわけです。これは続ければ続けていくほど、業界内で才能ある人の奪い合いになってしまい、人が枯れていく危険性が生まれてきます。「もし、すでに見つかっている才能がゼロになった際、どうすればいいのか?」を真面目に考えなくてはいけません。

その施策として生まれたのがアカデミーの設立です。先ほど支援について話しましたが、これも世間に「すでに市場が斜陽に向かっているから、養成所ビジネスをはじめたのだ」というイメージを与えないようにするという目論見もありました。何より「VTuberには未来がある」と伝えることは、とても重要だと思っていました。

https://www.moguravr.com/anycolor-vtuber-producer-interview/