2月12日(月)よる9:00~

#1175 入谷「ナカジマ」
#883 木場「うさぎ」
#999 明大前「沖縄料理居酒屋 宮古」
#1114 新橋「雪の華」

■ #1175 入谷「ナカジマ」 2024/2/12 初回放送

創業大正10年(1921年)の100年酒場「ナカジマ」は、浅草・千束通り商店街に店を構える。
一見食堂のようだが、壁一面に貼られたメニューには居酒屋定番モノがずらりとそろう。
現在は、三代目夫婦と去年四代目を引き継ぐことが決まった息子が店に立っている。
3世代通う地元のご常連が多く、お酒と中華丼、かつ丼などの食事を楽しむ家族連れも多いのが特徴である。
吉田さんは〆さばと熱燗ではじめ、ご常連が「東京一うまい」という中華料理出身の大将がつくるオムライスで〆た。
退店前にはお店に居合わせた全員で三本締め。浅草ならではの夜を過ごした。

■ #883 木場「うさぎ」 2019/2/11 初回放送

若くして飲食の世界に飛び込んだ卯年の店主だが、この店は同じく卯年の母親がいつか2人で店をやりたいと26年前に立ち上げた下町酒場。
その願い適わず急逝した母の遺志を二代目が継いでいる。
修業時代から培った食材へのこだわりと独学で築いた和洋兼ね添えた料理の数々で客人をもてなしてくれる。

■ #999 明大前「沖縄料理居酒屋 宮古」 2021/2/15 初回放送

明大前駅から3分ほどの所に、その名の通り沖縄料理の居酒屋「宮古」がある。
引退した先代のご主人の出身が沖縄・宮古島だ。
現在はママさんと息子の二人が店を切り盛りしている。
この日のお通しはミミガー。いきなり沖縄の味が吉田さんを出迎えてくれた。
メニューもほとんどが沖縄の味だ。宮古島の泡盛もあり、沖縄気分にどっぷりと浸ることができる。
この店でぜひ頼みたい品が「自家製そば」だ。毎日、開店前にママさんが手作りしている。汁そば、焼きそばと種類も豊富だ。
明大前で半世紀近く沖縄の味を守り続けるこの店は、どこか懐かしい空気が満ち溢れていた。

■ #1114 新橋「雪の華」 2023/2/13 初回放送

新橋駅烏森口から徒歩1分、雑居ビルの地下に店を構えて36年目。
秋田出身の女将さんの秋田弁で迎えられ、街の喧騒を忘れて気分はまるで秋田へ来ているよう。
店内には「なまはげ」のお面が飾られ、メニューには秋田の郷土料理がずらりと並ぶ。
秋田の市場から直送される食材を使い、きりたんぽ、比内地鶏はもちろん、「ひろっこ」「なた漬け」なる地元の家庭料理の味まである。
吉田さんは初めて食す秋田の味に、お腹も心も満たされ店を後にした。

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