>>298
元々地上の神風特攻隊員だったサコミズ王は、
増大する「リーンの翼(聖戦士の力)」の力に飲まれ、
「特攻兵としての戦中の恨み」「目にした戦後現代日本への絶望」「妻の寝取られ・裏切りへの憎悪」
などメニュー豊富な妄念に囚われて常軌を逸し、ついには現代東京を水爆で消滅させようとする

だが、たったひとつの紙人形、自分の特攻時に操縦席に架けた
見知らぬ女学生が折った祈りの折り紙に、日本人からの贖罪や愛情を感じ正気の心を取り戻し、
自ら水爆を全て引き受けて心安らかに逝った (本来90歳位)

聖戦士の力・巨大な妄念が消えたことを知ったバイストンウェルの支配者・妖精王
ジャコバ・アオン婆さんは、地上にいた妖精ちゃんを通じて
バイストンウェルの異世界の者共を帰還させた

唯一愛する地上人エイサップ鈴木(主人公)と同乗していて召喚されなかった
サコミズの娘リュクス姫は、跡継ぎを失って無縁墓となっていた迫水家の墓に参るが、
異世界の者はやはりとどまれないのか、或いはそうさせること(墓参)が目的だったのか、
心残りなく昇天した父に導かれ、バイストンウェルに還って行った……


って文字に描き起こすとわかりやすくなると思うんだが、あの残り尺でこれやろうとするな、というw