6月28日(月)よる9:00〜

制作中
#786 東池袋「たちのみや 喜平」
#843 茅場町「辰巳」
#902 桜木町駅「大黒屋」

■ #786 東池袋「たちのみや 喜平(きっぺい)」 2017/7/3初回放送

吉田さんも足繁く通った喜平(きっぺい)は、酒屋に併設された立ち飲みコーナー。
マスターはこの酒屋の元営業マンで、池袋で働くサラリーマンのために倉庫だった場所を改装し、安価で気軽に呑める立ち飲みをオープンさせた。
定年後も引き続きこの場所を借り受けて平喜屋の酒を振る舞っているのだ。
常連は皆、気さくで優しいマスターの人柄に惹かれて喜平に通っているのだという。吉田さんも久しぶりの再会に心を和ませ、昔話に花を咲かせた。
酒屋というだけあって酒の種類も多く、そして安価。バーで飲んだことのない高級酒を頼む前に、ここで味を覚えてからツウぶるのもありだ。
この店のルーツでもある平喜酒造の醸す限定酒が呑めるのも一興。

■ #843 茅場町「辰巳」 2018/6/18 初回放送

東京證券取引所がある茅場町の老舗割烹。昭和26年に創業した当時は天婦羅の店。
験を担ぐ金融街だけに「揚がる」「飛ぶ」「登る」にちなんだ料理店が繁盛したとか。
現在は京都で修業した三代目が継いでいる。
吉田さんが初めて食べた深海魚のメヌケは、焼いてよし煮てよし揚げてよしの三拍子。
風格ある家屋に物怖じする事なかれ。和服割烹着姿の三代目女将が温かく迎えてくれる。

■ #902 桜木町駅「大黒屋」 2019/6/24 初回放送

桜木町駅のほど近く、首都圏でも有数の飲み屋街・野毛を訪ねる。
かつてはディープな盛り場としてオジサンの聖地とも言われたが、今では女性客が訪れやすい店も増えた。
「大黒屋」は創業57年目。繁華街の中心にありながら昭和の雰囲気をそのまま残す、懐かしい外観だ。
店の看板メニュー「天婦羅」は盛り合わせだけでなく20種ほどある単品からも選ぶことができる。
初代女将さんが天ぷらを揚げ、ホールを手伝う娘さんが運んでくれる。
女将さんがにこやかにオススメしてくれたのが馬刺し。赤身と霜降りがあったが、吉田さんが選んだのは…。
店の入れ替わりも激しい野毛で、半世紀を超える歴史をつなぐことができたのは、女将さんの明るい笑顔があってこそ、かもしれない。

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