第14話「さよなら〈七つの大罪〉」

新たな魔神王となり、強大になりすぎたメリオダスを、世界は排除しようとしていた。
迫りくる期日を前に、メリオダスはその事実を誰にも告げはしなかった。
ただ、それに気づいたバンをはじめ、〈七つの大罪〉はそれぞれが気づかないフリをしている。
口に出せば、それが現実になってしまいそうだからだ。
平穏のなか、〈豚の帽子〉亭でにぎやかに働く〈七つの大罪〉だったが、大切な“団長”をこのままにはしておけないと、勇気を出して問いただす。
そして、エリザベスもまた、誰にも打ち明けないままに、ある決意を固めていたのだった──。

H
T