3月29日(月)よる9:00〜

#1005 本駒込「こもり亭」
#830 沼袋「大衆酒場 萬両」
#889 京成高砂「鳥ひろ」
#946 上福岡「田舎家・和(なごみ)」

#1005 本駒込「こもり亭」 2021/3/29 初回放送

駅から徒歩5分ほどの路地裏に店を構えて40年。
カウンター前の短冊には二代目がその日の仕入れによって考えるおススメが並ぶ。
吉田さんは好物のホタルイカを見つけ、初物を堪能。
海外留学経験のある二代目は、現地の和食レストランで意外な食材利用を学んだ。
それがマグロの皮。吉田さんも初だというマグロの皮ポン酢は日本酒との相性抜群。
そして創業から味も値段も変わらないニラ玉子焼きはご常連のリピート率100%。

■ #830 沼袋「大衆酒場 萬両」 2018/3/26 初回放送

沼袋駅を出るとすぐ「奥様公認の店」を掲げる看板が見える。
創業昭和35年、沼袋でも最古参の店だという。
L字カウンターのみで10人も入れば店は満席に。
目の前にその日の仕入れによって変わる短冊メニューがずらり。ほとんどがワンコイン以下(300円〜500円)なのは嬉しい限りだ。
中でもおススメは、店を一人で切り盛りするご主人が毎日築地で仕入れてくる魚。
この日は「特上」カツオが丸々一尾。目の前であっという間にさばき、刺身を出す手際の良さに吉田さんも舌を巻く。
店に初めて入るのに少し勇気がいるようにも思えるこぢんまりした老舗だが、一度足を踏み入れてしまえば、ご主人もご常連もまるで長年の友達のように接してくれる暖かい店だ。

■ #889 京成高砂「鳥ひろ」  2019/3/25 初回放送

駅前通で40年超えの焼鳥と鳥料理の人気店。
職人気質だった先代が亡くなった後に店を継いだのはこの道10年余りの一番弟子。
築地場外の精肉店から仕入れる希少な部位を焼く技は先代譲りとご常連も賞賛。
吉田さんは新潟のブルワリーが醸造するクラフトビールを皮切りに焼鳥と鳥料理に合わせて日本酒を飲み継ぎ、先代の味を一工夫した二代目のオススメで〆た。

■ #946 上福岡「田舎家・和(なごみ)」 2020/3/23 初回放送

田舎家・和(なごみ)は、新潟出身のマスターの手料理と旨い地酒を愉しむ酒場。
入り口を入ってすぐが小上がりというスタイル。吉田さんも少し戸惑いつつ入店。
靴を脱いで上がってしまえばこの店の家族の仲間入り。
ここに来るご常連もみなこの店で初めて出会った方ばかり、今では旅行も一緒にするほどの仲だという。
マスターが繰り出す料理は、ちょっとハイカラな料理でもどこか家庭的。
ママさんの和やかな接客に酒もすすみ、時が経つのを忘れさせる酒場であった。

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