本機の登場により、P.D世界のガンダムは『モビルアーマーを“狩る”存在』である事が判明したが、
実はこの関係性がエイハブ・リアクターの開発者「エイハブ・バーラエナ」の名前に暗に示されている。

彼の苗字「バーラエナ」は羅語で「北極鯨」を意味するが、
そこから『白鯨』に登場する巨大鯨モビーディックが連想出来る(※但し、こちらはマッコウクジラであるが)。

これと上の名前を合わせる事で、
『狩る者』エイハブ船長(=ガンダム)と『狩られる者』モビーディック(=モビルアーマー)と言う、
互いに相反し合う存在がリアクター開発者の名前から浮かび上がって来るのである。

機体の一部(特に頭部の下のパーツ)にはガンダムバルバトスの第4形態の両肩、
両足・ガンダムバエルの肩側面パーツにも同じマークが確認できる。