武部 聡志(たけべ さとし、1957年2月12日 - )は、東京都出身の作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、音楽監督である。
株式会社ハーフトーンミュージック代表取締役会長。音楽ユニット「kōkua」のメンバー、キーボード奏者としても活動している。
血液型はA型。麻布高校、国立音楽大学卒業。

1975年、国立音楽大学に進学。大学在学中よりキーボーディスト・アレンジャーとして数多くのアーティストを手掛ける。

1977年にかまやつひろしのバックバンドに参加。かまやつの紹介により清水健太郎、久保田早紀、寺尾聰のタレントのバックバンドに参加するようになる。

1980年、かまやつや寺尾のバックバンドのメンバーたちとマネジメントを行う会社として、「ハーフトーンミュージック」を設立。

1983年、松任谷由実コンサートツアーの音楽監督を担当する。

1985年、斉藤由貴のデビューシングル「卒業」を編曲し、ヒットさせる。以降もアレンジャー・プロデューサーとして、ヒット曲を手がける。

1988年、初のオリジナルアルバム『Clara』をCBS・ソニーから発表する。

1990年、KATSUMIをプロデュース・デビューさせ、音楽プロデューサーとして本格的に活動を始める。以降、大黒摩季、今井美樹、小嶋希代子(現marron)などを担当する。

1992年、高嶋政宏のデビューアルバムのプロデュースを担当する。親交ある楽曲提供シンガーの楠瀬誠志郎、崎谷健次郎とKATSUMIを仲介し、コーラスグループ「adam」を誕生させる。

1996年、フジテレビ系音楽バラエティ番組『LOVE LOVE あいしてる』に出演。ハウスバンドLOVE LOVE ALL STARSで吉田建や鳥山雄司と共に中心的な役割を果たした。
また、この番組がきっかけに、高中正義や吉田拓郎のツアーに参加した。

1997年、フジテレビ系テレビドラマ『ビーチボーイズ』の音楽を担当する。

2002年、一青窈をプロデュース・デビューさせ、実質的に専属プロデューサーとなる。

2004年からフジテレビ系音楽番組『僕らの音楽』と『FNS歌謡祭』の音楽監督を務めている。

2006年、NHK総合テレビのドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』の主題歌のために、スガシカオらと音楽ユニットkōkua(コクア)を結成、シングル「Progress」をリリース。
ユニット名は「協力する、協調する」という意味のハワイ語に由来する。また、テレビドラマ『西遊記』の音楽を担当。

2009年、日本工学院専門学校において、ミュージックカレッジ・エグゼクティブアドバイザーを務める。

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