だが20100年3月、やんちゃな男児が愛子さまや他の児童に乱暴な振る舞いをした「いじめ問題」が
発覚すると、雅子さまは1年9か月続く「同伴登校」を開始される。

 2014年4月に学習院女子中等科に進学された愛子さまが遅刻と欠席を繰り返すと、雅子さまの体調が
悪化して公務復帰が滞るようになった。

「雅子さまと愛子さまは『母子一体感』が非常に強く、自立と依存の葛藤のなかでさまざまな不具合が
生じます。超エリートで完璧主義の雅子さまとしては、育児も100点満点でないといけないと思い込み、
愛子さまが不安定になればなるほどご自身を責めたり、追い込んだりしてしまったのかもしれません」(片田さん)

 雅子さまは2003年12月以来、15年の長きにわたって療養が続く。この間、かつてのユーモアやお気遣いは
影を潜めたが、それでも精一杯、自分らしくあろうとされたことを本誌・女性セブンは目撃している。