12月19日(火)
『人手不足でも賃金低迷 日本経済の「謎」解剖 給料UPは実現するか』
 景気拡大局面が高度経済成長期の「いざなぎ景気」を超え、戦後2番目の長さになった。
10月の有効求人倍率は1.55倍で43年9カ月ぶりの高水準。完全失業率も2%台後半と低く、人手不足の状態が続いている。
だが、賃上げは十分に進まず、個人消費は低迷したままだ。
 「人手不足になれば賃金が上がる」という経済学の常識が、なぜ当てはまらないのか?
賃上げを実現するためには何が必要なのか?
 『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』の著者で東京大学社会科学研究所の玄田有史教授と、
元日銀理事の早川英男氏を迎え、賃上げが進まない背景を分析し、必要な方策について議論する。
ゲスト
早川英男 富士通総研エグゼクティブ・フェロー 元日本銀行理事
玄田有史 東京大学社会科学研究所教授