>>610
テレビは中立、公正公平を保っているが、どこか色はあるのではと思っている中、拠り所と実態で揺れているのが
テレビの政治報道」とコメント。音氏は「今回、前半は報道時間が多かった部分は政局の話だった。
今回の特色はワイドショーなどで取り上げた。
情報番組が増えたという実情もあるが、社会情報系の番組でこれだけ政治が取り上げられたのも特色」と述べた。
反町氏は「小池さんの立ち位置が自民党と決別して、自民党にチャレンジして都知事選で勝ち、都議選で勝ち、
そういう立ち位置の人が国政に来たというドラマ性があり、「排除」発言もあって立憲民主党の人達が立ち上がって党
を作るというドラマ性を追いかけていったところもある。視聴者に合わせてやっていくのでは。
現象だけを追っかけていると視聴者に軽蔑される恐れもがる」などと話した。
音氏は「ニュースの項目を出して分析すると、各番組で独立しているが、他の番組で何が見られているのかに
引っ張られていたのでは」など伝えた。
また、「新潟4区で”女の戦い”という形で取り上げられたが、政治記者はそこは田中角栄さんがずっとやっていた
地盤があってその中での戦いと見ていたし、横の戦いだけじゃなく縦の戦いと見ることができるのも政治記者だが、
あまりそれも出てこず、単に女性同士の戦いという物語の方ばかりが繰り返された。
視聴者はその人の後ろにあるのは何かなどのヒントがもっと欲しかったのでは」などと述べた。
反町氏は「越山会が今どうなっているかなどの視点があってもよかった。
新潟は特殊な地域で、民進党が割れた中で、各野党が無所属のままで立候補してそれを各野党が支援・支持をする
形で入ってきた。