事故について
ボブ・ウォールが割れたビンでリーに襲いかかるシーンを撮影中、
誤ってリーの手首を負傷させるアクシデントが発生。
本来このシーンでは、砂糖を固めてビンの形にした安全なものを使うはずだったが、
この日は手違いで用意がなく、本物のガラスビンを使用したために起こった。
リーの出血が酷く、撮影現場は一時騒然となり、
前述の事件ですっかりリーに心服していたエキストラ達からは
ウォールを殺せという声が上がるほどだった。
リーはこの前後のシーンでウォールに本気のサイドキックを入れ、
ウォールは吹っ飛び後ろに居た共演者は、座っていた椅子が壊れ骨折したが、
結局この騒動は監督のロバート・クローズが「ボブは必要な役者だから」と
説得して収拾したとクローズ自身の自伝本で語られている。

リーが地下に侵入する際にコブラを捕まえるシーンでも、
コブラを掴むタイミングを誤り腕を噛まれた。
幸いにも、コブラから毒は抜かれていたので傷だけで済んだ。