激戦続く全日本大学野球選手権 目に留まった中京大・秋山俊の存在感 (サンスポ)

中京大・秋山俊外野手(4年、仙台育英)だ。180センチ、86キロの体格
巨人・榑松スカウトディレクターは「パンチ力があり、プレー全体が力強い。楽しみな素材」と評価した

今春リーグ戦で通算100安打を達成。大学公式戦での通算本塁打は13本。仙台育英高で積み上げた高校通算本塁打は11本だという。
大学球界でもトップクラスの飛距離を誇る愛知のスラッガー=B極意は体作りにあった。

昨年の大学選手権では8強で敗退。全国レベルで頂点に立つには何が必要か。自ら考え、たどり付いた答えは肉体改造だった。
「前まではあまり力を入れていなかった」と語る。週に1、2回程度だったウエートトレーニングを週3、4回に増やした。

「体作りは本当に大事だなと感じた」と秋山。己の肉体と真剣に向き合った結果、ベンチプレスはマックス115キロに。
デッドリフトも180キロでセットが組めるまでに進化。体重は大学入学時から7、8キロは増。それに比例してスイングの力強さも増した。