最下位低迷のソフトバンクが捕手をトレード補強か 「巨人の小林誠司獲得」の現実味は
https://news.yahoo.co.jp/articles/266403a2d60af8b5bea33a61e7caf14634247c97

 ソフトバンクを取材するスポーツ紙記者は「昨オフに巨人にFA移籍した甲斐の抜けた穴が大きい」と指摘する。

「捕手は海野隆司、嶺井博希、渡邉陸が起用されていますが、盗塁阻止率が低くリード面でも疑問が残る配球が多い。盗塁を刺すのはクイックをする投手との共同作業で、配球も結果論になってしまうかもしれないですが、甲斐と比べると物足りなさが残る。捕手を育てるのは我慢が必要ですが、試合の中盤以降にマスクをかぶる即戦力捕手の獲得に動く可能性があります」

ベテランの嶺井は試合途中からマスクをかぶる機会が多いが、他球団のスコアラーはこう分析する。

「嶺井の配球は大胆なんですよ。DeNA時代から同じ球種を何球も続けたり、内角を果敢についたりする。でも、制球力に不安を抱える投手は甘いコースに入って痛打を食らうリスクがあるんですよね。試合のスタートから使ったほうが持ち味を出せる捕手だと思います」