菊池「秋から相当振り込んでいるだろうし、春も見ての通り振りっぱなし。ただ、僕は選手の温度が『これは秋のキャンプ?』と思いました。僕らも1日1000スイング以上というのは(石井)琢朗さん(が打撃コーチ)の時からやってきた。その中で体が重い、手が痛い、寒いとかあるけど結果にこだわってきた。今はその1個の結果にこだわる選手が少ないかなって、僕は感じています。みんなシート打撃もザーッとやっているんじゃないかなって。ちょっと初日(5日)は思って…」

 安仁屋「確かに人を押しのけてまで、という姿が見られない気がするね」

 菊池「一から十を言わなくても、もう一言で『寂しいな』と。春のキャンプは勝負だと思うんです。その場所で『普通に真っすぐを見逃し三振か』と、そういう場面を見て僕は思ってしまって。『俺らにチャンスあるわ』じゃなくて、『俺が取ってやる』ぐらいの選手がいないとダメ。それを思えばシートノックとかもなんかだらけてるなと。ノーエラーで絶対やってやろうって思ってる人もいないだろうし、1本目から普通に送球ミスもする人もいる。『キャッチボールで何してたの?』と。そんな感じなので。だから寂しい」

https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/4e790fe4f5ec3acab65cc3a2ee7273dd9e81312f&preview=auto