広島は12日、堂林翔太内野手の出場選手登録を抹消した。この日は中日戦が雨天中止となり、練習後、新井監督は「心身ともに疲弊している」と説明した。

 堂林は開幕後、4番を任されるも不振に陥り状態を落とした。5月に入ってからは17打席ノーヒットで7日の阪神戦を最後にスタメン出場はなかった。新井監督は「チームにとって必要な選手。開幕してずっと4番を打ってきて、ここ最近、思うように状態が上がらず本人も心身ともに疲弊していると思うし」と説明した。

 その上で「試合に出ながら状態をあげていくことが今、なかなかできないから。しっかりファームで打席に立ちながら状態を上げてきてくれと伝えました」と語った。