西武・松本航がプロ6年目で初ホールド 同郷・甲斐野央の穴埋める〝勝利の方程式〟入りへ、
松井監督「状態を見ていきたい」
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 西武の松本航投手(27)が1点リードの8回に2番手で登板し、無失点に抑えてプロ6年目で初のホールドをマークした。

 2019年にドラフト1位で入団した右腕は21年に2桁勝利を挙げると、今季も先発として4試合に登板。1勝1敗、防御率1・91と好成績をマークしていた。しかし交流戦前まで日程に余裕があり、豊富な先発陣を抱える西武の中で登板機会がない一方、中継ぎ陣が相次いで調子を落とすなどして苦しい状況に陥っていることから、7日のロッテ戦からブルペンを任されるようになった。最速154キロの直球を主体に力強い投球を披露。全打席出塁していた島内に四球を与えたが、渡辺佳を直球で追い込んだ後、カットボールで空振り三振に仕留めた。松井稼頭央監督は「ちょっとまた違う松本が見られた。ポテンシャルの高い投手なので見事だった」とねぎらった。