【阪神2軍リポート】岡田監督絶賛「なんでもっと使わへんの」 “一芸”カーブを武器に津田が1軍へ一直線

「大学時代に直球の球速が伸びた時もカーブは変わらなかった。球速差はだいぶあると思う」

アマ時代から使い慣れた“相棒”。それがプロでも「あ、これ使えるな」と感じたのは3月10日、巨人とのオープン戦(甲子園)に登板した時だ。アマ時代に縁がなく、初めて踏みしめた聖地のマウンド。緊張しつつ投じたカーブに対し相手打者が目線を上げ、腰を引く反応に手応えを感じた。百戦錬磨の岡田監督に「なんで(もっと)あの武器のカーブ使わへんの言うたよ」と言わしめたことも自信になった。

「村上さん、才木さんを見ていても、緩いカーブでカウントを整えている。アマより、プロの方が有効な球なんだなと気づいたし、使えれば、真っすぐがより生きるなと」