中日の石川昂弥内野手が26日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、今季年俸1500万円から1500万円アップの3000万円でサインした。

 プロ4年目の今季は、昨年7月に受けた左膝前十字靱帯(じんたい)の再建術からの復帰イヤー。4月14日の巨人戦(バンテリン)で1軍に昇格し、いきなり「4番・三塁」で起用され、最終的にチーム最多となる85試合で4番を任された。キャリアハイとなる121試合に出場し、打率2割4分2厘、13本塁打、45打点。自身初の規定打席に到達した。

 秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」では、左脚の違和感で途中離脱したが、既に秋季キャンプの最終クールで本隊へ復帰。今季について「打撃部門のすべての成績に関してもうちょっとできた」と振り返り、「ホームランは20本。打点は倍くらい打ちたい」と来季の目標を掲げた。(金額は推定)