【大学野球】ドラフト上位候補の東洋大・細野晴希が拓大戦で6回無失点 東都2部優勝へ王手…プロ8球団視察 (スポーツ報知)

東洋大の今秋ドラフト上位候補左腕・細野晴希(4年=東亜学園)が拓大戦に先発し、6回を3安打無失点と力投。
2部優勝に王手をかけた。東洋大は10日の拓大2回戦に勝てば優勝が決まり、1、2部入れ替え戦への出場権を得る。

 この日はプロ8球団が視察する中、最速151キロのストレートを軸に拓大打線と勝負。
スライダー、カットボールも駆使して7三振を奪った。
「一戦必勝で先を見るより、一つ一つのアウトを積み重ねれば、優勝に近づくと思って投げた」と振り返り、
「いらない四球が多くて、そこは反省点」と4四球を課題に挙げた。

 ネット裏の西武・潮崎哲也編成ディレクターは「能力的には上位クラス。スライダーも切れ味が鋭い」と評価し、
日本ハムの坂本晃一スカウトは「この春のリーグ戦の中で一番、細野君の良さが出た試合。
腕を振って彼本来のスピードボールも見られたし、強弱をつけて丁寧に行くところが丁寧に行けた」と語った。