国内FA権を行使せず残留を決めていた中日・高橋周平内野手(28)が23日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、今季年俸7500万円から10%減となる年俸6750万円プラス出来高でサインした。(金額は推定)
 「悔しいシーズンでした。これというものもなく終わってしまった。来年1年が勝負だと思っています。しっかりできるようにします」
 11年目の今季は、けがと不振に苦しんだ。開幕直前に左足首の捻挫で離脱。4月下旬に初昇格するも、7月中旬に右脇腹の肉離れを起こして再昇格は9月、と不本意なシーズンとなった。78試合出場で打率2割4分9厘、2本塁打21打点。5年ぶりに規定打席にも届かなかった。
 年明け恒例の大阪・日本生命の施設で行う大島の自主トレに参加する見込み。加えて、新たに年内も大島とトレーニングすることも決まった。
 まだ28歳。不振の原因を年齢に求めるには若すぎる。来季は2019、20年にゴールデングラブ賞を獲得した三塁に戻る。19年にはベストナインにも輝いた。もんもんとした気持ちは成績でしか晴らせない。不退転の覚悟で12年目のシーズンに挑む。


こいつはなんで大島とやりたがるんだろうな