去年の対戦(vs石川)
日本シリーズ2021 第三戦 ヤクルト2-1オリックス

【エモやんの舌好調】ヤクルト・石川の術中に自らはまりにいったオリックス

オリックス打線には、落胆した。こういう姿は見たくなかった。

ヤクルト・石川の緩いボールを、ぶりぶり振り回すだけ。それも若いカウントから、ぽこぽこ打って出た。振り遅れるような直球はないのに、剛速球投手に対するのと同じスイング。自分たちで術中にはまりにいってしまった。

そもそも石川は、緩いボールをだてに投げてきたわけではない。こういう打線をカモにして、20年間、プロで飯を食ってきたんだよ。

それぞれが、最も打てそうな球を、じっくり待てばいい。公式戦でも100球以内に交代する投手だよ。球数を費やさせて、早めに疲れさせればいいじゃないか。

そうしたデータは集めていないのかね。対応力は、持ち合わせていないのかね。「これがパ・リーグにありがちな野球」と言われても、仕方ないよ。

逆にオリックスの先発・山崎颯は、どうみても、何年か先を期待されるような存在。球界の最高峰を争う舞台の第4戦を託すのは、酷だね。

エモトは以前から、公式戦の順位予想で「潜在能力はある」と、オリックスを上位に推すたびに、決まってBクラスだった。今回こそはと、4勝2敗で日本一と予想したら、もう崖っぷち。また裏切られるのか? せめて意地をみせろと、ハッパをかけるしかないね。(本紙専属評論家)

https://www.sanspo.com/article/20211125-Y4LBUM5P55PI7E6P7KMTMNOAPM/