九州学院・村上慶太「いい形で打てた」高校通算7号本塁打 55本の兄宗隆に「頑張ってほしい」
(日刊スポーツ)

<高校野球栃木国体:聖光学院6−4九州学院>◇2日◇1回戦◇宇都宮市清原球場

 ヤクルト村上宗隆の弟で今夏甲子園出場の九州学院・村上慶太内野手(3年)が猛打の奮闘ぶりだ。
1点を追う5回、速球をとらえて左翼に流し打った打球はスタンドイン。高校通算7本塁打の同点ソロアーチを放った。

 兄は日本選手最多のシーズン55本塁打を放ち、日本中から注目を集める。
慶太はヤクルトが優勝した9月25日、神宮で家族とともに歓喜の瞬間を見守った。

 「すごいところでプレーしている。自分とは全然、次元が違う。異次元の世界です。
(本塁打が出ず)つらそうですし、キツイと思う。でも、55本打っています。気負わず、頑張ってほしい」