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ところで、この復帰登板の1イニング13球だけしか見ていないが、大関の投球フォームは7月までと明らかに違っていた。
 じつは病気判明の直前に別媒体で彼にインタビューを行う機会があり、その時にこんな話をしていた。

「そこ(不調の原因)は昨日(7月31日)に解決したんで。たぶん、次は大丈夫です。最近良くなかったのは、自分の中で変えていた部分があったから。そこからおかしくなったことに気づいたんです。昨日、前の感覚を取り戻せたので大丈夫かなと思います(※7月は月間1勝3敗、防御率8.10だった)」

 それを踏まえて、復帰登板後にはこのように話してくれた。
「手術前に気付いた点を修正するのと、新たに気づいたところの二つを考えて投げています。戻した部分と改良した部分が出せた。そんなに悪い方向に行かないんじゃないか、これから上がっていくんじゃないかと思います」