易しくはない入試をくぐり抜けて大学医学部に入学した若者たち。
彼らの中に、肛門科を選択して将来肛門科医になっていく者たちがいる。
彼らに待っているのは、じいさんばあさんの肛門をひたすらほじくり返す生涯である。
肛門科医の収入が素晴らしいという話を私は聞いたことがないし、
なぜそういう選択がしばしばなされるのか私には理解しかねるのである。
ご教授賜りたい。