育英の新監督すけえな、楽天の監督やってくれ

打率や安打数、防御率や奪三振数のほか、打者のOPS(出塁率+長打率)や投手のストライク率など高校野球では珍しい細かい項目までぎっしり。

 別のページには、年4回行う測定会で集められたスイングスピードや打球速度、球速や一塁まで駆け抜けるタイムなど、個々の基礎能力が記されており、成長具合やチーム内順位が一目でわかるようになっていた。

部員は誰でもこのデータを閲覧することができ、その数値に基づく評価が、公式戦のベンチ入りメンバーの選考に直結する。

なぜデータ重視なのか。

 須江航監督(38)の説明は明快だ。「まずは、選手に目標を可視化させてあげることが大事。どれくらいのレベルになればメンバー入りできるのか、基準を明確にする必要がある」