「全国高校野球選手権・準々決勝、下関国際5−4大阪桐蔭」(18日、甲子園球場)

 春夏連覇を狙った大阪桐蔭が、九回逆転負けでまさかの敗退を喫した。

 試合後、敗れた大阪桐蔭ナインは号泣。その様子を西谷浩一監督も無念の表情で見守っていた。ただ、一塁側ベンチ前で整列して待機していたところで、引き上げようとした下関国際ナインが近づくと、自ら敵将の坂原監督のもとへ歩み寄って握手。甲子園のファンからはどよめきと拍手が起こった。

 西谷監督は試合後のインタビューなどでも相手に対する敬意であふれる人柄で知られる。ネットでは「試合だけでなく良いものを見させてもらった」、「自ら握手した西谷監督、素晴らしかった」、「ああいう姿勢は人柄なんでしょうね」など称賛の声が寄せられた。  

ー矢野「まあまあ、そんなんあれやん」