チャンスメーカー志望かよ

高松商の浅野、プロ志望届提出へ「体は小さいんですがチャンスつくれるバッターになりたい」【甲子園】 (中日スポーツ)

◇18日 全国高校野球選手権大会準々決勝 近江(滋賀)7―6高松商(香川)

 今秋ドラフト候補のスラッガーは特大弾を放って甲子園を去った。高松商の浅野翔吾外野手(3年)は、
近江の山田から、バックスクリーンへの高校通算67号2ランなど3安打。「ああいう、いい投手から3安打できてうれしい。対決は楽しかった」。
”やりきった感”も見せ、プロ志望届については「出すつもりでいます」と明言した。

 1番打者で主将としてけん引した。1回はチームを勢いづける二塁打。3回1死一塁では、142キロを完璧にとらえて同点2ラン。
1点をリードされた5回には左前打でつないで同点を呼び込んだ。

 しかし、1点を追う8回は1死一、二塁で、2番手の星野の変化球で左飛に倒れた。「少しタイミングを早く振ってしまった。
(次のステージでは)体は小さい(170センチ)んですが、パンチ力のある、チャンスをつくれるバッターになりたい」と力強く誓った。