広島東洋カープは18日、スカウト会議をマツダスタジアムで開いた。高校生の最終評価をまとめ、山田陽翔投手(滋賀・近江)、浅野翔吾外野手(香川・高松商)松尾汐恩捕手(大阪桐蔭)の3選手を上位候補として高評価した。

 会議には松田やスカウトらが参加。高校生約70人から36人に絞り込んだ。上位候補の約15人の映像を確認した。山田は最速149キロ右腕の本格派で、浅野と松尾は夏の甲子園で2打席連続本塁打を放ったスラッガー。白武佳久スカウト部長は「山田はスピードボールが高校生離れしている。松尾は打撃も肩も良く面白い。両打ちの浅野は右がいい。大舞台で活躍するのは何かを持っている」と評価した。

 次回は9月下旬の予定。大学生と社会人の最終評価をする。