島田ボロカス

センター島田の記録に残らないミス

 プロではなかなか見ないシーンだった。3回一死から塩見が右中間に高々と上げた打球にセンターの島田は追いつき、落下地点に入った。
だが、次の瞬間。ボールは島田がつかもうと伸ばしたグラブの後ろをスルー。
塩見が全力疾走を怠っていなかったこともあり三塁へ到達した。
記録は三塁打だが、実質はエラー。記録に残らなかったが11試合連続の守備の乱れである。

 内外野の守備コーチを長らく務めた評論家の高代延博氏は、
「記録に残らないエラー。目測を誤ったわけではない。打球を追っていき目線が揺れたのかもしれないが、
結果的にこのミスが村上の3ランにつながるわけだから集中力を欠いたと批判されても仕方ない」と分析した。