一方の松尾も1回戦で3安打を放つと、続く2回戦の聖望学園戦で2打席連続ホームランを含む4安打5打点と大活躍。
浅野と比べると細身だが、体の回転の鋭さ、リストの強さは圧倒的なものがあり、打球を飛ばすコツを知っているように見える。
さらに守備面でも2.00秒を切れば強肩と言われるイニング間のセカンド送球で度々1.7秒台をマーク。これはプロでもトップクラスの数字である。
キャッチング、ブロッキングなども秋、春から着実に成長している印象だ。
少し選手としてのタイプは違うが、大阪桐蔭からは森友哉(西武)以来となる捕手の1位指名も期待できるだろう。