ナゴヤドームでの試合で、糸原選手がノーアウト1・2塁でバントを失敗してベンチに帰ってきたときのこと。
「オマエたのむわ! そこはちゃんと送ってくれよ!!」と一瞬思ったという、矢野監督。
ベンチのムードも「流れが止まったやん……」「何してんねん健斗……」となっていたなか、糸原選手からの第一声は、明るい調子で「過去は変えられない! 未来や!!」。
その言葉に矢野監督自身もついクスっと笑ってしまったという。

「数字も重要かもしれないが、そういうこと(ムードづくり)がチームには大事と思っているし、頑張ってくれるのはうれしい。キャプテンらしくなったなと思っている」(矢野監督)