朴臭作

精神障害があるとみられる長男 朴臭作(58)を自宅に隣接するプレハブ内の檻(おり)に閉じ込めたとして、父親で無職の朴臭平容疑者(87)を監禁容疑で逮捕した。

朴容疑者は「長男が暴れるから閉じ込めた」と容疑を認めており、監禁した期間は20年以上とみられる。

職員が訪問し、朴臭作が木製の檻の中にいるのを確認。檻は格子状で家族が作ったとみられる。

プレハブ内にはエアコンが設置されていたが、檻の出入り口には南京錠があり、中に汚物用のシートが敷かれていた。
市などによると、朴臭作が10歳代後半の頃、父親がプレハブ小屋を設置。
食事の時は檻から出して母屋で食べさせ、入浴もさせていたが、家族が外出する際などは、檻に入れていた。
朴臭作は保護された後、病院で診断を受けたが、健康上の問題はないという。

「臭作には精神疾患があり、16歳ごろからおりに入れて生活させていた」と説明。
「2日に1回、餌を食べさせ、風呂に入れていた」とも話したという。