鷹の長谷川新打撃コーチが掲げた“独特な”指導方針「練習を強制することはない」

自身の指導方針を語ったのは会見後の囲み取材になってからだった。現役時代には圧倒的な練習量を誇った長谷川。室内練習場に籠り、黙々とバットを振り込むのはキャンプの風物詩だった。ただ、この練習量を選手たちに強制するつもりはないという。

「僕は練習量は必要だと思ってやっていたので、強制することは僕からはないです。選手がどう思ってバットを振るか。15年やってきた先輩として、やった方がいいよとは言います。やれとは言いません。技術だけでなく、どういう意味なのか説明して、そういう機会があればしていこうと思います」

あくまでも練習はコーチにやらされるものではなく、選手が主体性を持って取り組むべきもの。成長するためには、自らの意志で鍛錬を積むしかない。練習の必要性、なぜやるのかという意義、そういったものを経験から伝えた上で、実際にやるか、やらないか、は選手次第だと、長谷川コーチは考えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/146e45a63c5392ced1f3b4db70de748f6fc33e63