三遊亭小遊三がやったのが下駄骨折、マーティンはおそらくジョーンズ骨折

下駄履き骨折の場合は、受傷直後から足部の強い痛みと腫れ、皮下手血(内出血)が出現します(図2)。 特に足の外側、小趾側に痛みがあり、普通に足を着いて歩けない状態になります。
一方ジョーンズ骨折では、スポーツ時の軽い痛みで発症して、徐々に強くなりスポーツ継続が難しくなります。 足の腫れは殆どなく、歩けないことはありません。 診断はレントゲン撮影で可能です。

一方ジョーンズ骨折では、初期ならしばらくスポーツなどの活動休止で治癒することもありますが、受診が遅くなると悪化して治るのが難しくなる可能性があります。

そうなると手術になります。また、早期にスポーツ復帰を希望する人も手術となります。
手術はワイヤーで締結するか、特殊なスクリューを挿入する方法で行います(図4)。
術後はしばらくの間(3〜4週間)、骨折した足を地面に着けて歩けないため、松葉杖で歩かなければなりません。
https://www.jsfr.jp/ippan/condition/ip29.html