【イースタン期待の若手】DeNA3年目・益子 醍醐味知った宮国への好リード
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1軍出場はなし。イースタン・リーグで1年目の19年に31試合出場。20年は29。それが今年は63に増えた。出場数が限られた理由を「過去2年間は、送球フォームが悪く体も硬い中で高校より多い球数を投げ、慢性的に右肩痛を生じていた」と説明。当時は股関節を中心とした柔軟トレーニングや体幹づくりには、興味を示さなかった。

認識不足を痛感し体づくりを徹底すると痛みは消えた。そうなれば、二塁送球最速1秒72の強肩に、仁志敏久2軍監督の目も向く。出場機会は増えた。東京五輪開催によるリーグ中断期間中のエキシビションマッチも5試合経験。8月22日のイースタン・リーグヤクルト戦では快足ルーキー・並木の二盗も封じ、アピールも順調だ。

現在1軍は伊藤光、戸柱、山本らが定着し壁は高いが益子は言う。「今年中に一度は昇格し来年はリーグ戦の半分近くは1軍にいたい。もろろん試合にも出る」。力強い表情が、2軍で得た確かな自信を物語っていた。