<中日10−1広島>◇14日◇バンテリンドーム

広島打線は先発森下暢仁投手(24)を援護できず、4試合連続1得点に終わった。2点を追う4回2死一、三塁から会沢翼捕手(33)の中前適時打で1点を奪うのが精いっぱい。
散発5安打でつながりを欠き、9日中日戦の6回3得点を最後に1イニング複数得点がない。

佐々岡真司監督(54)は「そうですよね、結局は。点が取れていない、つながっていないというところがほんとダメ。
(打撃コーチが対策を)練っているのかはなかなか疑問なとこでね。連日打たされている感じがします」と低調な打線の奮起を促した。

またしても苦手左腕にやられた。朝山打撃コーチは「丁寧さは非常に感じるが、投げミスもあった中で、うちの打者の打ち損じもあったかなとは思う。日々安打は出てるのでこちらの対策に結果は付いてきてる。あと一本打つという打者の力が足りないところ」と振り返る。
松葉にはチーム3連敗。今季4勝中3勝目を献上した。広島打線は阪神秋山にも今季10勝中5勝を献上と、シーズン終盤になっても苦手投手を攻略できていない。