濃厚接触者の内訳は、広島市が受け入れ先となった陸上6人(うち選手4人)と水泳4人(同3人)、府中市で合宿中のボッチャ4人(同1人)。9日から陸上は広島市南区に、ボッチャは尾道市に宿泊し、11日に練習していた。水泳はメキシコ側の事情で東京都内にとどまっている。

 9日に民間機で来日した際、感染が判明した一般客の前後2列内に乗っていた。入国後に毎日受けるPCR検査では全員陰性という。今後の検査結果や感染対策を踏まえ、練習の再開可否を判断する。ただ、水泳の4人の広島市入りは難しいとみられる。県スポーツ推進課は「非常に残念。早めに練習に復帰し、大会で活躍してほしい」と願っている。