>>888
栗山監督 じゃあ、話してみる。明日。本人が本当に(手術)したいのならね。本人に言うのは、ここからが大事だということ。もう1つ長く野球をやるためには体も技術も上げないといけない。そこに対しては厳しく言っているし、やるつもりなので。本人のために。

なかなか精神的に吹っ切れない主砲に、大胆な提案をする可能性にも触れた。「思いっきり外野とか他のポジションもやれって言ってみようかな」。近年のように、一塁やDHでの起用が続けば、体力的に落ちてくる。「この体で走り回れないといけない。自分の重さを速く動かせなくなったら野球は終わりなんで」。本人のためを思い、さまざまな復帰プランを描いている。

この日の中田は予定していた2軍戦出場を取りやめ、鎌ケ谷の室内練習場で志願の打ち込みを行った。早期完全復活へ本人も試行錯誤を続けているが、指揮官も思考を巡らせている。